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新・本格推理(特別編)  外国●文学

三津田信三、石持淺海、光原百合等 著/二階堂黎人 編
光文社(2009-03)
0元 / 569页
9784334745622
标签: 三津田信三  石持浅海  推理  光原百合  推理短篇集  日语 

鮎川哲也編集で『本格推理』が始動したのは、1993年4月のことだった。
以来、本編15冊と別巻5冊の計20冊を刊行。
その後、『新・本格推理』へと受け継がれ、ここから数多くの作家が巣立ってきた。
本著では、シリーズ出身の作家6人と、「7番目の椅子」獲得者による書下ろし
作品を収録。
合わせて、評論や対談を通じて、シリーズが果たした功績を総括する。
三津田さんの目当てで買いました。
収録作は刀城言耶シリーズの短編「死霊の如き歩くもの」です。
三津田さん以外は、のっちんは初めて読む作家さんでした。
●死霊の如き歩くもの 三津田信三
刀城言耶の学生時代の事件。
雪が降った後の密室的な状況での殺人事件。
犯人はどうたって被害者を殺したのか?
機械的なトリックです。
思わず、なるほど!と唸っていまいました。
ところで、言耶最初の事件「九つ岩石塔殺人事件」はいつ書かれるのかな?
●花散る夜に 光原百合
光原さんご自身のコメントのとおり、本格と言えるのか微妙ですね。
ちょっとファンタジー要素もあり。
●時速四十キロの密室 東川篤哉
走行中のトラックの荷台で、人が首を切られて殺された。
偶然の悪戯とでも言うんでしょうか。
●ハンギング・ゲーム 石持浅海
日本が独裁国家になってるという設定。
これおもしろかった。
最後はまだ続くっぽい終わり方だったよ。
続きが読みたい。
●聖アレキサンドラ寺院の惨劇 加賀美雅之
舞台は革命直後のロシア。
カナリ複雑な機械的トリック。
ちょっと、複雑すぎかな…。
図で説明されてたけど、わかりにくかった。
●かれ草の雪とけたれば 鏑木蓮
舞台は大正時代。
まさか屋根が〇〇〇〇〇になってたとはね。
なかなか壮大なトリックですな。
●だから誰もいなくなった 園田修一郎
近未来の話し。
〇〇〇殺人っつ~のはおもしろいんだけど、わかりにく!
だから、もう1回解決編を読み返したんだけど、やっぱりわからん!
けっこう複雑です。
特別編だけあって、なかなかおもしろい作品ばかりでした。
星は4つ~。


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